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赤ちゃんの湿疹&あせもの原因、治療方法と予防対策

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こんにちは!スミレです!^^


今回は、赤ちゃんの湿疹やあせもに悩んでいる方が多くいるという情報を入手したので、赤ちゃんの湿疹、あせもの原因と予防対策、治療方法についてご紹介させて頂きます。

湿疹とあせもの違いについて

良く混同してしまう方がいらっしゃいますが、湿疹とあせもは全く別のものになります。

・湿疹とは

湿疹は外側から何かしらの刺激によって皮膚が炎症をおこしてしまうもので、湿疹の場合は毛穴とは関係なく赤く盛り上がりかゆみをもたらします。

見た目だけではあせもが含まれているように感じますがそれは違います。

原因がはっきりしているものもあればよくわからないものまで様々な種類があり、色々な症状がありますが、総称して乳児湿疹と呼びます。(乳児湿疹という病気はありません)

専門医でなければ見た目の判断が難しいものもあります。

・あせもとは

あせもは汗の出る汗腺がふさがったりなどして、汗が皮膚にしみでてしまって炎症を起こしてしまうものです。

夏の暑い時期に汗をかきやすいので起こりやすいです。

また、赤ちゃんに発生しやすい原因は、新陳代謝がとても良いためです。

あせもは皮膚の汗の出る汗腺の炎症となりますが、汗が原因となる湿疹もありますので、湿疹とあせもは違うものとなります。

湿疹とあせもの発生原因

湿疹には色々な種類がありますが、発生例が多いものを紹介します。

新生児ニキビ

・特徴
出産後1週間から1か月の間に発生しやすいです。

見た目はニキビのような赤いぶつぶつ、額やほっぺたにできやすく、全体に広がってしまい顔全体が赤い状態になる事もあります。

清潔な状態を保っていれば1ヶ月くらいで自然と治る場合がおおいです。

・原因
お母さんからのホルモンの影響で皮脂の分泌の多くなってしまった赤ちゃんです。

過剰に分泌された皮脂が肌の表面や毛穴に溜まってしまう事が主な原因です。

その他、刺激や汚れが原因で炎症を起こしてしまったり、赤ちゃんが手で触ったりひっかいたりすることで発生することもあります。

乳児脂漏性湿疹

・症状
出産後4か月までに発生しやすいです。

新生児ニキビと同じくらい多く見られる湿疹です。

顔と頭に黄色っぽいフケや、かさぶたのようなものが発生します。

かゆみはほとんど無いようですが、炎症を起こしてしまうと赤くなったり膿っぽくなることもあります。

・原因
お母さんからのホルモンの影響で皮脂の分泌の多くなってしまった赤ちゃんです。

過剰分泌された皮脂が肌表面や毛穴に溜まってしまうことが多く、これが主な原因と考えられます。

その他、刺激や汚れが原因で炎症を起こしてしまったり、赤ちゃんが手で触ったりひっかいたりすることで発生することもあります。

食物アレルギーによる湿疹

・症状
アレルギーの元となる食物を食べてしまった場合に発生する湿疹です。

見た目は、口の中や周り、全身に赤い発疹ができる場合があります。

その他、下痢や嘔吐、ひどい場合は呼吸困難になったりする事もあります。

・原因
食べ物のアレルギー体質は出産後から約5歳までに発症するといわれています。

牛乳、卵、大豆、小麦などがアレルギーの元になると良く聞きますが、その他にも原因となってしまう食べ物は沢山あるようです。

妊娠中のお母さんは、この4種類は食べすぎに気をつけたほうが良いかもしれません。

離乳食の時期も、アレルギーを発生させてしまうかもしれませんので注意が必要です。

アトピー性皮膚炎

・症状
顔、頭、耳、首などに赤い湿疹ができ、強いかゆみをともないます。

乳児脂漏性湿疹と症状が似ているようですが、判断がむずかしい場合もありますので、症状が悪化、または長い間治らない場合は注意が必要です。

特に首は刺激を受けやすいといわれていますので要注意。

このアトピー性皮膚炎は何度も繰り返すことが多いしつこい湿疹です。

・原因
アトピー因子と呼ばれる遺伝子的にかゆみを起こしやすい体質に加え、アレルギーの元に触れることで発生してしまう皮膚炎と考えられます。

アトピー性皮膚炎は、解明されていない事もまだ多く、重症化しやすい症状です。

原因の元としては、ダニ、ハウスダスト、動物の毛、食物など色々な物が考えられます。

あせも

・症状
夏の暑い時期、汗のかきやすい状態の赤ちゃんに多く見られます。

首周り、おしり、背中など汗をかきやすく蒸れやすい部分に発生しやすいです。

白い点状のボツボツとしたものが発生したあせもは痒みも少なく治り易いですが、赤い点状のボツボツしたものは痒みが伴うので多少注意が必要です。

爪でひっかいて悪化すると膿っぽくなってしまう場合があります。

・原因
赤ちゃんは代謝が良く汗っかきです。

それに加えて、汗腺がまだ未発達なので汗が溜まりやすく蒸れやすい状態です。

元々蒸れやすい体ですので、暑い時期や、暑い場所は注意が必要。

環境により影響を受けやすく、あせもになってしまう場合があります。

赤ちゃんの湿疹とあせもの治療方法

湿疹とあせもは違うものなので治療の方法も異なります。

・湿疹の治療法

湿疹には様々な種類があり原因も様々です。

一番重要と考えられるのは肌を清潔に保つことです。

石鹸の流し忘れ等も悪化してしまう危険性がありますので注意をしましょう。

新生児ニキビ等の軽度の症状でしたら、清潔に保つ事で比較的簡単になおすことができます。

湿疹の症状が酷い場合は専門医に診察してもらって下さい。

症状に合わせて薬を出してもらえますので、それを使用してください。

乳児脂漏性湿疹は皮膚の汚れや皮脂によって発生します。

症状を悪化させない為には同じく清潔に保つことが重要です。

湿疹が発生している部分が、かさぶたの様になっているのが特徴です。

沐浴前などにベビーオイル、クリームなどでふやかしておくと柔らかくなりますので、その後、お湯などを使用すれば簡単に取ることができます。

優しく撫でる程度で取れるものだけにして無理にこすったりなどしないように注意して下さい。

食物アレルギー、アトピー性の湿疹については症状をできるだけ把握した上で医師への相談をおすすめします。

・あせもの治療法

原因は汗を出す汗腺にあるので汗を沢山かいてしまう状況でなければ問題ありません。

また、汗の出る汗腺を清潔に保つことで発生をおさえる事ができます。

かゆみ止めなどもありますし、完治させるのは難しいものでは無い場合が多いです。

赤ちゃんが自分で引っかいたりしてしまうと傷口から細菌が入ってしまう時もあり、汗孔炎や多発性汗腺膿瘍などになってしまう場合もあります。

もし悪化してしまった場合は専門医に相談することをおすすめします。

赤ちゃんの湿疹、あせもの予防対策

赤ちゃんの肌はデリケートですので普段から予防対策に気をつける必要があります。

やわらかいスポンジなどを使用し、沐浴時にゴシゴシ洗わない。
蒸れにくく吸収性が有り、柔らかい素材の服を利用する。
夏場などお風呂あがりはすぐパジャマを着せない。(汗をかきやすいため)
よだれかけの交換、紐の部分は汚れやすいので服と同じ感覚で洗って下さい。
蒸れやすい部分などにベビーパウダーを適度に使用する。
乾燥しやすい部分などにベビークリームを適度に使用する。
まれな事例ではありますが、
パウダーやクリームなどに敏感に反応してしまう場合は使用を中止して下さい。

また、あせもになってしまってからのベビーパウダーは効果がありません。

逆に悪化させてしまう恐れもありますので注意して下さい。

「アレルギー対策として」
出産後、半年ほどからアレルギー検査を受けることができますが軽度のアレルギーの場合は1歳を過ぎるくらいまでは検査しなくても良いと思われます。

1歳を過ぎる頃には赤ちゃんも強くなり、多くの場合はアレルギーは治まってきますので、その頃から少しずつ、色々と食べさせてみるとよいでしょう。

ただし、思わぬアレルギー反応を起こしてしまう可能性もありますから、異常がみられた場合は、必ず専門医に相談するようにして下さい。

治療&予防に評価の高いアイテム一覧

赤ちゃんの湿疹やあせもにとても効果があり、なおかつ沢山の方々から評価が高いアイテムをご紹介しておきます。

パックスベビー シリーズ
アトピタ シリーズ
ヴェレダ カレンドラ ベビーシリーズ
シッカロールナチュラル(ベビーパウダー)
カンガルーの保冷・保温やわらかシート(ベビーカーに最適)

もし、湿疹の兆候がみられた時期や、あせもの初期段階の場合はここで紹介した対策アイテムで治ってしまう事もあるそうです。

少ないとはいえ、本当にすごい商品が存在するのですね!^^

ですが、悪化してしまった状態の治療については診断後に処方されるものが最適の為、こちらではご紹介しておりません。

ですので、状態が悪いと判断できる場合は、しっかりと診察してもらいましょうね!

まとめ

まとめさせて頂きますと、湿疹やあせもを防ぐスキンケアとは、皮膚をきれいに保ち、赤ちゃんにぴったりの環境や食べ物を把握するのが重要といえます。

以上、色々とご紹介させて頂きましたが、全てを把握して処置や対策をしていくのは大変です。

また、ちょっとした炎症などで、何度も専門医にに診断してもらうのは両親、赤ちゃん、お互いにとても負担がかかってしまいます。

ですので、以下の3点を気に留めていていれば大抵の問題は予防できるのではないでしょうか。

①生後2ヶ月まではホルモンの影響で油っぽく、3ヶ月から10歳くらいまでは逆に乾燥しやすくなっている。

②赤ちゃんの皮膚はとても薄いので、体を洗うときに擦り過ぎたりなどしない。

③あまり敏感に考えすぎず、清潔に保つ事をできるだけ意識する。

清潔に保つ事ができていれば湿疹や、あせもは発生しずらいはずです。

もし湿疹だと判断しても、1ヶ月ほどは清潔に保ちながら様子を見ていて下さい。

改善が無い場合、重度の悪化、アレルギーなどの可能性がある場合のみ専門医による診察をおすすめします。


赤ちゃんのお肌は敏感で、スキンケアが大変だと思いますが今回の内容が、少しでも悩んでいる方のお役に立つ事を願っています。