妊娠中のお腹の張りが凄い!赤ちゃんは苦しいのか!?
今日は、"出産前のお母さんのお腹と、赤ちゃんの様子について"をご紹介。
出産間近になると、赤ちゃんの成長に合わせてお母さんのお腹は大きく、そして凄く張ってきます。
そんな時、
・赤ちゃんが窮屈で苦しくないのか?
・赤ちゃんに危険な事につながるのでは?
という事など、やっぱり心配になりますよね!
そこで、お母さんの妊娠中のお腹の状態、その中の赤ちゃんの様子はどうなっているのかを調査しました。
お腹の張りには2種類ある!?
実は、お腹の張りといっても、大きく分けると2種類あります。
① 生理現象の張り
大抵は少し安静にしていれば治るタイプの張りです。
これは、生理現象や外からの圧迫などで、一時的に感じるタイプです。
・子宮が大きくなってきて、足の付け根などの筋がひっぱられます
張りを伴い、チクッとした傷みがします。(妊娠前半)
・さらに子宮が大きくなってくるとお腹の皮膚が広がりひっぱられます
張りを伴い、まれに痛みを感じるようです。(妊娠後半)
※痩せ型の人のほうが張りを感じやすく、傷みを発生しやすいようです。
・おしっこで膀胱が広がり、その影響で張りを感じます。(朝に多い)
・その他、便秘など
② 危険に繋がる張り
切迫流産、胎盤剥離、子宮外妊娠などに繋がる危険なタイプの張りです。
こちらは、大きな傷みを伴う場合が多く、妊娠とは関係無い場合も考えられます。
・1日以上強い痛みが長く続き、あまり波が無く、強い張りを感じる(妊娠前半)
出血があった場合は、胎盤早期剥離の可能性があります!
とても危険な状態な場合もありますので、すぐに病院で診断を受けましょう!
・足の付け根や腰、お腹下、恥骨などに張りと痛みを感じる (妊娠後半)
出産間近に良く起こる現象です。
陣痛の練習とも呼ばれる子宮収縮の可能性が高いですが
あまりにも異常を感じた場合は診断を受けるようにして下さい。
張りがあるけど、赤ちゃんは圧迫されてはいない
実は妊娠中、赤ちゃんが大きくなるにつれてお腹が大きくなるのではなく、お母さんの、お腹が大きくなるにつれて赤ちゃんが成長します。
ですので、赤ちゃんが頑張ってお腹を押し広げている訳ではないのです。
また、パンパンに張ったお腹を見ると凄く赤ちゃんを圧迫しているように思われますが、赤ちゃんは、羊水という液体ベッドに包まれています。
これによってとても快適な状態になっていますので心配はいりません!
お腹がパンパンで硬くなっていても、赤ちゃんのいる所は柔らかく快適です。
酸素も口から供給されているわけではありませんので、お母さんが健康に生活されていれば全く問題ありません。
まとめ
以上、妊娠中のお腹の張りについてご紹介させていただきました。
通常、"張りがあっても赤ちゃんは苦しんではいない"という事がわかって頂けたと思います。
ですので、定期的にくるような張りは問題がないので安心して下さいね!^^
あまり焦ってお母さんのストレスを溜める事はよくありませんので、多少の傷みは必ず感じるものだと思い、もし過度の異常を感じた場合は、専門医の方に相談していただければと思います。
大事な出産前は本当に不安だと思いますが、今回ご紹介した情報が少しでもお役に立てたら嬉しく思います。^^