かまい過ぎない育児で、積極的な子を目指す!
赤ちゃんの時期や、小さいうちは自分で話す、または行動する事がうまくできません。
世話をしなければならない親にとっては大変な時期ですが、3歳くらいまでの子どもにはかなり手がかかるのは当然ですね。
この後、オムツも外れ会話もできるようになった子ども達は何でも自分でやりたい時期に突入します。
3歳頃から「自分でやること」を教え始めます!
この時期はとても大切な時期と言っても良い期間です。
良い育児を行い、4~5歳では習慣になっていることを目指します!
子どものやる気、応援しましょう!
大人がやってしまえば早くできることでも、ジッと耐えて子どもの頑張りを見守ることが大切です。
待っている間、かなり忍耐力が必要になります。イラッとすることも多々あります。
それでも、子どものチャレンジを応援してあげましょう。
【チャレンジの内容】
① 自分で着替えをする
② お風呂に入り、自分で洗う(頭・体)
③ 幼稚園・保育園などのカバンの準備(中身を自分で用意)
④ 幼稚園・保育園などの出掛ける際の身支度
(名札をつける・ハンカチ・ティッシュの準備)
⑤ 幼稚園・保育園から帰宅後のカバンの整理
(お便り帳を出す・汚れ物を洗濯機へ等)
その他にも、
・歯磨き
・手洗い
・うがい
こういった習慣は当たり前のレベルに持っていきたいですね。
簡単なことのようですが、継続することは大変なことです。
全てのことに声掛けしてあげて、できたら必ず思いっきり褒めてあげることが大切です。
できなくても、絶対に怒ってはダメです!やる気を損なってしまっては元も子もありませんから…。
そして、できてもできなくても確認します。
お風呂では、ちゃんと洗えているか?
カバンの中身は揃っているか?
忘れ物はないか?など、点検を忘れずに!
できることを増やしていく!
基本的なことができるようになったら、家族の中で『役割分担』をするのもいいでしょう。
係を決めて、責任をもって何かをすることです。
私の尊敬する方の子ども達は、小学1年の娘と年長の男の子ですが、犬の世話を当番でやっています。
大型犬で庭の小屋にいるのですが、雨の日も風の日も欠かさず…。もう、かれこれ3年以上お世話し続けています。
時には泣きながら「やりたくない」なんてこともあるようですが。
その度に、自分達で決めた係であること、やらなければ犬はお腹を空かせてかわいそうだということを話し、
「どうすればいいか考えてね」
とだけ言って、行動に出るのを待ってみるのだそうです。
そしたら、ちゃーんと考えて、泣きながら「ボクが餌をあげないと死んじゃう」と叫びながらお世話しはじめるようです。
どちらかが具合の悪い時などは、2人で話し合って「ボクがやるからお姉ちゃんはやらなくていいよ!」など、思いやりの言葉も増えていくそうで、色々な責任感が養われるようです。
最初の頃は、どっちがウンチを取るかなどケンカばかりしていたみたいですが。(笑)
何のためにやるのか?を理解できれば、責任感も育ちます。
まとめ
小さいうちからルールを教えて行動させることは、自立心をも育てることができるので、冷たいようですが何でもできる子を目指すなら、かまい過ぎない事も重要だといえますね!
可愛すぎるとどうしても全てをやってあげたくなりますが、親としての愛情は色々な形で与えてあげる事が必要です。