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「とびひ」はうつる!幼稚園や学校の対応は?

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こんにちは!

今日は、段々と増えていると言われている
「とびひ」についてご紹介します。

「とびひ」とは!?

とびひは、皮膚の細菌による感染症です。


正式な病名は、「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。

火事の火の粉が、あたりに飛び散って、広がる様子にたとえて「とびひ」と呼ばれているのだそうです。


小さな子どもが、かかることが多いのが特徴です。

子育て経験のあるお母さん方には、一般的に「とびひ」という名前のほうが、馴染みがあるのではないでしょうか。


子供が「とびひ」になった時、かきむしって腕に小さな傷があるな。

と思っていると、気が付いたときには、あちこちに広がってしまいます。


「とびひ」の原因となる細菌は、黄色ブドウ球菌(おうしょくぶどうきゅうきん)と溶血性連鎖球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)です。

溶血性連鎖球菌というと難しく聞こえますが、単に溶連菌(ようれんきん)という名前で、よく知られています。


「とびひ」は、黄色ブドウ球菌によるものが多いのですが、この黄色ブドウ球菌という細菌は、実は私たちにとって、とても身近な細菌です!

人の皮膚や、鼻の穴の周りなどにも存在している、いわゆる常在菌なのです。


これらの細菌が、虫刺されや、引っかき傷、すり傷、あせもなどの小さな浅い傷に感染し、「とびひ」になります。

患部を触って細菌が手についたりするので、体のあちこちに感染し、次々に広がってしまいます。


ほうっておくと症状がひどくなることもあり、自分だけでなく、周りの人にも感染させてしまうので、「とびひ」かな。と思ったら、早めに皮膚科や小児科で適切な治療を受けましょう。

特に、アトピー性皮膚炎などで、皮膚が弱くなっていると、感染しやすくなってしまうそうです。

※アトピー性皮膚炎ととびひは全く違う病気です
 似ている皮膚の病気には他にも水いぼなどがありますが
 しっかりと診断してもらう事をおすすめします。

とびひになった時の幼稚園や小学校の対応

子供が「とびひ」になった時に、周りのお母さん達や、幼稚園、小学校の先生などの理解が低い場合もあります。

「とびひ」にかかった子の保護者に、休むように指示してしまうことがあるのだそうです。


実際には、ガーゼで覆うなど、きちんとケアしていれば、幼稚園や学校に行くことには、問題は無いはずです。

けれども、患部を覆うガーゼが大きい時や、露出が多い夏など患部が目につきやすい時もあると思います。


お友達や保護者から非難を受けてしまう事が予想できる場合は医者や先生など、相談をする事をおすすめします。

あらかじめ先生側にによく話をしておいたり、子どもが気にしているようであれば、場合によっては休ませてあげるのも選択肢の一つなのかもしれません。

まとめ

皮膚病には色々ありますが、とびひは自分の体以外にも、他の人にも移ってしまう可能性があります。

体が痒いので、爪などで掻いてしまい、その際に出る汁が原因で他の箇所にも広がってしまいます。

とびひの感染を防ぐためには、
・体を引っ掻かない様にする事
・体を清潔に保つ、手をしっかり洗う
・タオル、寝具などは共有して使わない

以上の事を気をつける必要があります。

幼稚園や、学校での事は、先生や医者などを含めて相談する事が必要だといえます。