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「失業給付金」について

こんにちは!スミレです!

今回は出産に伴う失業給付金について説明させていただきます。


失業給付金とは!?

まず簡単に説明しますと、何らかの理由で失業してしまって
次の仕事を探すまでに時間がかかり、その間の生活費がかかってしまう。
その仕事を探すまでの生活費をサポートしてくれるのが失業給付金です。
手続きは退職後ハローワークで行います。

このブログでは出産や育児に関しての記事が中心ですが
この失業給付金は出産育児に特化した制度ではありませんので先にお伝えしておきます。



さて、それでは失業給付金をもう少し詳細に説明させて頂きますね!


失業給付金 支給対象者

会社員⇒離職直前の1年間で、月に14日以上働いていた期間が6ヶ月以上あった人
パート、アルバイト⇒離職直前の1年間で、月に11日以上働いていた期間が12ヶ月以上あった人
※派遣社員の人はしっかりと会社員と同じくらい働いているひとは会社員と同じ対象内容です。
退職前に6カ月以上雇用保険に加入している(パート、アルバイトなども可)
働く意思と能力があり、求職活動をする気のある人

※怪我や病気は働く能力が無いとみなされるので給付を受ける事ができません。
※出産育児はすぐに働き出す事ができないので給付を受ける事ができないのですが
 失業給付金は最長で3年間延長する事ができますので育児などが落ち着いてきたら
 給付を受け始めるという方法がとれます。



失業給付金 支給金額

退職前の6ヶ月間に支払われた賃金(残業代は含めますがボーナスは除きます)の総額から
180を割った金額となります。 これを「賃金日額」と呼びます。

賃金日額=退職前6ヶ月間の給料の総額 ÷ 180(30日×6ヶ月)という計算式になります。

ここからさらに給付率などを含めて計算していくのですが
給付率というのは賃金日額の額で変わってきます。

給付率は以下のようになっています。
①賃金日額2,320円以上4,640円未満    80%
②賃金日額4,640円以上11,740円以下   80%〜50%
③賃金日額11,740円超14,310 円以下   50%


単純に賃金日額が多いほど給付率の割合が下がるかたちになり
賃金日額が20,000円だったら50%の10,000円となります。

さらに!やはり高収入の方は③の給付率をかけてもまだとんでもない金額だったりします。
この場合は最高限度額というのも決まっていて以下のような金額になります。
30歳未満     6,440円
30歳以上45歳未満 7,155円
45歳以上60歳未満 7,870円
60歳以上65歳未満 6,759円



失業給付金 支給期間

支給期間は退職理由や、退職時の年齢、雇用保険の加入期間などによって決定されますが
基本的で平均的な内容で勤務していたとすると以下の勤務年数のみで判断できると思います。
勤務年数 1年以上〜10年未満 (90日分支給)
勤務年数 10年以上〜20年未満 (120日分支給)
勤務年数 20年以上      (150日分支給)

給付金が支給開始される条件は、会社都合での退職か自己都合での退職かで変わります。

会社都合での退職 ⇒ 7日間の待機 ⇒ 支給開始
自己都合での退職 ⇒ 7日間の待機 ⇒ 給付制限期間(3ヶ月)⇒ 支給開始

自己都合での退職の場合3ヶ月の給付制限期間がありますが、その間はアルバイトなどもする事ができます
3ヶ月もあるので退職の理由によってはつらい場合もあると思いますが、
色々と考えられているようですのでハローワークの担当者と相談してみてはいかがでしょうか。



さてさて、私なりに失業給付金についてまとめさせていただきましたがどうだったでしょうか。
赤ちゃんを産んでからある程度落ち着いて、また働くぞーってママさんもいると思います。
そういったママさんにはとても助かる制度ですし、
ママさんに限った話でもなく失業にも色々な理由がありますよね。
自分に合った仕事場に移っていく為にはとても良い制度なのではないでしょうか。