赤ちゃんの成長!おすすめ育児情報!

家族や赤ちゃんの為になる情報をご紹介!制度や暮らしの豆知識など、その他動画などもご紹介していきます。

赤ちゃんの成長!おすすめ育児情報!.TOP
赤ちゃんの成長!おすすめ育児情報!.News
赤ちゃんの成長!おすすめ育児情報!.制度&保険
赤ちゃんの成長!おすすめ育児情報!.動画
赤ちゃんにおすすめのウォーターサーバー

ベビーインカー!?車の「赤ちゃんが乗っています」ステッカーの意味とは!?

f:id:akachanosusume:20140627053933j:plain

こんにちは、ワゴンRドライバーのスミレです。^^

今日は、使う側と見る側の気持ちの違いが気になったので
赤ちゃんが乗っています(BABY IN CAR/ベビーインカー)についてまとめてみました。

ステッカー発祥のお話

「赤ちゃんが乗っています」というステッカーを考案したのは
カナダの大手育児用品メーカー、
Safety 1st社が1984年9月に作成したものが最初だとされています。

翌年にはアメリカで大ブームを巻き起こし
すぐに色々なパロディ的な商品が発売され始めました。

その後、多国でもブームが移り変わりながら
今のように色々なバリエーション(無関係な物まで)が広まる事となりました。


「赤ちゃんが乗っています」
このステッカーができるきっかけとなったとされる話があります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

80年代、アメリカの高速道路での出来事。

ある日、女性が高速道路にて事故を起こしてしまいました。
その女性は重体となってしまい3日も意識が戻りませんでした。

そして、なんとか意識を取り戻して
最初に発した言葉がこの悲しい一言でした。
「私の赤ちゃんはどこなの?」

しかし、医者は女性に子供がいたとは全く認識しておらず
すぐに警察に確認の電話をしました。
警察も赤ちゃんの存在を確認していなかったので、
あわてて事故車両の中を探しましたが・・・。

時すでに遅し。

後部座席の下で
冷たくなっている赤ちゃんを発見しました。

赤ちゃんには特に目立った外傷もなく、
母親と一緒に発見されていれば助かったであろう命だったそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は、この話自体は確証は得られない情報のようで
現在では都市伝説化しています。

しかし、創始者マイケル・ラーナー氏のコメントでは。
「これに似たような事故があったと聞いた。
赤ちゃんが関わる事故が多く起こっていたので
少しでも防ぎたいという気持ちから生まれたステッカーだった。」
との事でした。

このような経緯で作られたステッカーであり
発売された当初は

1.子供が車に乗っているという事を救助の人に伝える為

2.子供を乗せているので慎重に運転している
  という事を他のドライバーに伝える為

この二つがステッカーの持つ大きな役割でした。

ですが、色々な意見が入り乱れ
現在では、1の「救助の人に伝える為」というのが
ステッカーの1番の意味だとされています。

「赤ちゃんが乗っていますステッカー」一般的イメージ

さて、このステッカー
世間では一体どのように思われているのでしょうか?


実は、色々な原因が重なり合い
あまり良いイメージを持っていない人が多くいるのが現状です。

不満を持っている方の意見としては

「赤ちゃんが乗っているのか・・・でもだからなに?」
「どうしてそれを車に張ってアピールする必要があるの?」
「赤ちゃんが乗ってるから危険運転するかもしれないの?」
「周りの車より遅く走るのは邪魔だな・・・。」
「子供がいるという事を自慢したいの?」

など等、少し歪んだ意見もありましたが
以上の意見が多いようです。

公道で運転するのは皆平等です。
ですので、ステッカーを掲示しているからといって
その車だけを特別扱いはできませんよね。

ですが、このステッカーの本当の意味である
「事故等が起こった場合に赤ちゃんがいる事を知らせる」
という事を知らない方も多いのだと判明しました。

赤ちゃんが乗っていますステッカーは事故を起こした時に
救助の人に知らせるためにあります。
または、優先的に赤ちゃんを助けてほしいという意味もあります。

使用している側の人、ステッカーを見る側の人
共に言える事ですが
今までステッカーの意味をただの飾り程度に見ていた方は
本当の意味を知るだけでも
ステッカーに対するイメージは変わるのではないでしょうか。

最低限の譲り合いの気持ちは必要!正しい心構えを!

ステッカーを使用している側の心構え

赤ちゃんとは、動き回れませんし体もまだ未熟ですので
やはり社会的弱者といえます。

ですので、親というのは赤ちゃんを守るのはあたりまえですね!
親は赤ちゃんを守る為に安全運転を心がけるのは必要な事なのです。

だからといって、他の車に迷惑をかけて良いということではありません。

・赤ちゃんが急に暴れだしたから急ブレーキ!
・赤ちゃんが心配だから、頻繁に様子を見ながら蛇行運転!
・他人の敷地内に無断で駐車

こういった事は周りにも迷惑ですし、
赤ちゃんを守るどころか危険にさらすことになりかねません。
少し心配でも、余裕のある場所で赤ちゃんの面倒を見るように心掛けて下さい。

・赤ちゃんは乗っていないけど、ちょっとコンビニまで運転!

これは旦那さん(仮)がちょっとおでかけの様な時に多い傾向にありましたが
もし、この後、一人で事故等を起こしてしまった場合はどうでしょうか?
その事故で旦那さん(仮)が気を失ってしまった場合
車が今にも引火してしまいそうだったら・・・。
きっと救助の人は必死に赤ちゃんを探すはずです。
もし、救助の人がいるはずも無い赤ちゃんを探している時に
爆発でもしたら、それは旦那さん(仮)の責任とも言えます。

このステッカーはしっかりと意味を持っており
子供が乗っていない場合は外す必要のあるステッカーという事を忘れずに!


ステッカーを使用している側は、自分の車だけが特別だと思わず
周りに走っている車も、全て人が乗っている事を忘れないで下さい。

赤ちゃんが乗っているからといって何でも許される訳では無く
少しでも迷惑をかけない安全運転をする事が重要だと思います。


赤ちゃんを守るためにステッカーを使用したい方は
せっかくなら少しでも意味のある物を利用してほしいと思いますので
こちらの傷害保険付き(セーフティステッカー)がおすすめできます。
傷害保険付きステッカー【一覧】


ステッカーを見ている側の心構え

ステッカー使用車に色々と不満を言う方もいらっしゃいますし
救助の際に赤ちゃんがいる事を知らせる意味がある
という事を知らない人も結構多いのかと思います。

色々なイメージを持つ方がいらっしゃると思いますが、
「赤ちゃんが乗っているなら気をつけなければ。」
という気持ちは多少なりとも感じるはずです。

という事は、赤ちゃんは非常に弱い存在だとわかっているからですよね。

思いやりの気持ちとは人によって大きく違いはあるものの
赤ちゃんに向けての思いやりはできているという事です。

ただ、その親(運転者)に対して、
無理をしてまで道を譲る気持ちになれないのだと思います。

割り込みなどをされた場合、ステッカーを付けているだけで
「赤ちゃんが乗っているからといって調子に乗るな!」
と思ってしまう方も多くいらっしゃると思います。

ですが、もし、ステッカーを付けていなかった場合
イラっとはしますが、全く赤ちゃんの存在については考えませんよね。

やはり、運転中は赤ちゃんの存在は全く関係なく
運転者同士の係わり合いだけが重要となってきます。


という事で、赤ちゃんが乗っていますやマタニティマークなどは
どんな動きをするかわからない車だと判断する為の材料だと割り切って

・通常の車よりも動きを注意して接近する

といった事を心掛けていれば良いはずです。
初心者マークとか四つ葉マークと同じ様な意味合いで見てほしいと思います。

そう思う事で、無駄なイライラを起こさずに
相手にとっても自分にとっても、お互いに良い結果に繋がるはずです。

まとめ

赤ちゃんが乗っています(BABY IN CAR/ベビーインカー)ステッカー
今日は普段あまり気にしていない物について調査してみました。

使用している側、それを見ている側
双方で思う事が結構違うのだなーと感じた調査結果でした。


調査した上で個人的に感じた点としては
パロディ的な遊び半分の似た商品は無くすべきではないだろうか?
という事でした。
運転中、真面目にマークを意識しなければいけない時に
似たようなマークが沢山あると困ってしまいますよね。

楽しいというのもわかりますが、
せっかく危険意識を上げてくれるアイテムの一つなのに…。

といっても、残念ながらここまで広まってしまっては何も言えません。

マークを使用する側、マークを見て注意する側、
お互いに注意するべき点、改善するべき点は必ずあると思います。


もし、このステッカーを見かけたら今回の話を思い出して頂けたらと思います。